湯前町への移住を決められたきっかけは何ですか?
日本でも珍しい“まんが美術館”で働けるということと、就職前に役場の皆様に町をご案内いただいた時、とても親切にしてくださったことがきっかけです。またその際、豊かな自然や食文化が残る町だということも知り、ここで暮らせたら幸せだろうなと思いました。
移住を考えはじめて、決めるまでどんな感じでしたか?
家族や友人と離れることになるので、将来のことをよく話し合い、
納得してもらってから移住しました。
移住されての感想は?
人が温かい町だと感じます。まだまだ知らないこと、わからないことも多く、ご迷惑をおかけしていることもあるかと思いますが、皆さん明るく親切にしてくださるので、楽しく生活できています。
湯前町の魅力を教えてください。
地域に永く住んでいる方はもちろん、結婚や就職を機に移住してきた若い人たちの間にも、湯前をもっと住みやすい町にしたいという思いが少なからずあるように感じます。地域活動に参加している若者の数も多いですね。
また、春の球技大会や、夏の郡民体育祭などに出場してみましたが、年齢や性別に関係なくみんなで一つの行事に熱く取り組むという機会が多く、都会ではあまり実感できない楽しさがあります。
移住して苦労されたことはありますか?
苦労というほどのことはありませんが、日用品以外の買い物をする時は人吉方面まで車で出ることが多いですね。でも、今はネットもあるので何とかなります(笑)。
湯前への移住を検討されている方へのアドバイスをお願いします。
湯前への移住に興味がある半面、住居や仕事をどうしようか悩まれている方も多いかと思います。私もちょうど地域おこし協力隊の募集がなければ、移住はあきらめていたかもしれません。住居・仕事に関しては、まず町役場に問い合わせてみるのをおすすめします。私の場合、協力隊の募集に併せて若者向けの公営住宅の入居者募集をご案内いただき、そちらに入居することができました。また、テレワークなど職場を限定されない仕事に就いている方は、豊かな自然と人の優しさに包まれて、心穏やかに過ごせる環境ではないかと思います。